
価格も配当金も常に右肩上がりなファンドがあればな…

高い利回りで将来も増配できるファンドは無いかな。
このような悩みを持っている方向けの記事です。
どうも、Seriです。
米国高配当ETFの中でも、人気の高いファンドがSCHDですが、このファンドについて知らずに投資していたら

なんか思ったのと違う…
といった状況になりかねません。
登山するのに、海パンを履いて裸足で登頂すれば、頂上にたどり着けず、寒くて凍え死んでしまうでしょう。
投資も同様に、自分の目的を達成するファンドを選ぶことができなければ、決してゴールまでたどり着けません。
私は米国高配当ETFを購入していますが、初期は知っているものから購入したため資金効率が悪くなったことがあります。
本記事では、SCHDの特徴から、どんな人に向いているかを解説して、あなたが方向性を間違えないようガイドします。

今お金を使いたいし、将来もお金を使いたい、バランス重視の方は最後までご覧ください。
SCHDの概要
ティッカー名:SCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)
資産運用会社:Charles Schwab Investment Management(シュワブ・アセット・マネジメント)
設定日 :2011年10月20日
運用総額 :約840億ドル(日本円だと12.6兆円強)

SCHDの運用総額はVYMに追いつくほどの規模だよ。
【15年で増配率2倍!】構成銘柄562の米国大企業が作るVYMを完全解説
ベンチマーク(指数)
SCHDのベンチマークは、ダウ・ジョーンズ・US・ディビデンド100指数(Dow Jones U.S. Dividend 100 Index)です。
SCHDはこの指数に連動するように運用を行います。
配当の質と持続性に重点を置いており、同業他社と比較してファンダメンタルズが堅調な100銘柄で構成された指数になります。
国や企業の経済活動状況を示す基礎的な要因のこと。
企業の場合は、業績、財務状況などで判断します。株価や為替の動向を予想する基礎的なデータになります。
(参考:三井住友DSアセットマネジメント)
【対象銘柄】
①ダウ・ジョーンズ・US・ブロード・ストック・マーケット指数の構成銘柄が対象
→米国株式市場95%を占めるため、米国市場ほぼ全てが対象。
②連続配当実績:最低10年以上配当金を払っている(減配実績は関係なし)。
③時価総額:取引可能な株式の時価総額が5億ドル以上。
④流動性:3か月の1日平均売買代金が200万ドル以上。

①の中から②~④の条件を全て満たした銘柄が次の選定を受けられるよ!
【ファンダメンタルズによる評価】
①フリーキャッシュフロー/総負債:負債に対してどれだけ現金を生み出しているか?(負債0がトップになる)
②自己資本利益率(ROE):資本をいかに効率的に運用しているか?
③予想配当利回り:配当利回りは高いか?
④5年間の増配率:過去5年でどれだけ配当金を増やしたか?
(参考:ダウ・ジョーンズ・US・ディビデンド100指数選定基準)
なお、SCHDの銘柄選定基準は、ベンチマークと完全に一致しています。

配当利回りが高い財務優良な増配銘柄を集めているファンドがSCHDです。
時価総額加重平均
時価総額が大きい銘柄ほどSCHDに占める投資比率が多くなります。

〈参考:シュワブ・アセット・マネジメントHP〉

倒産しにくい企業への投資割合を増やしたり、余計なリバランスをせずに済んだりするから、安定した高い水準の配当金を実現できるんだ。
構成銘柄のルール

時価総額順で構成銘柄が決まるんだったら、どうやって100銘柄も入れられるんだろう?

1銘柄ごとやセクター(業種)ごとに、全体の投資額に対して何%投資できるか上限を決めているんだ。
個別銘柄のキャップ: 最大で全体の4.0%までが上限。
セクター(業種)のキャップ: 1つのセクターの合計比率は、最大で全体の25%まで。
(参考:ダウ・ジョーンズ・US・ディビデンド100指数選定基準)
※4%を超えている銘柄は、株価上昇により時価総額も増えているため。リバランス時に4%以下に調整される。

〈参考:シュワブ・アセット・マネジメントHP〉
現在のセクター(業種)内訳

(参考:SCHDファクトシート)
エネルギーや金融のような景気敏感セクターに偏ることなく、全体的にバランスのよいポートフォリオになっています。

景気敏感銘柄は価格の値上がりが期待できる一方で、ディフェンシブ銘柄は安定した配当金が手に入りやすいよ。
SCHDは両方のいいとこどりをしているファンドだね!
※別記事でセクター(業種)の分散について解説予定です。
・【注意喚起】高配当株投資初心者が陥るたった1つの致命的な失敗回避法を完全解説!
経費率
SCHDの経費率は0.06%の激安です。

〈参考:シュワブ・アセット・マネジメントHP〉
他の米国高配当ETFは0.3%が多いので、経費率によって配当利回りが大幅に低下することはありません。

経費率は配当金から優先的に差し引かれる費用だから、配当利回りの数値に直結するんだ!
詳しくは別記事で紹介するから楽しみにしててね♪
・【9割が知らない】ETF(上場投資信託)の運用金額と経費率の関係
SCHDに向いている人=今と未来のお金のバランスを重視


今の配当金をたくさんもらって使えるお金を増やしたい!

将来の年金の補填になるお金を用意したい…
といった今と未来のキャッシュフロー(使えるお金)を拡大する商品と私は考えています。
理由は3つ
・高配当利回り化する頻度が多いから
・毎年増配しているから
・キャピタルゲインも狙えるから
高配当利回り化する頻度が多いから
SCHDは景気敏感セクターを多く含んでいることから、価格が一時的に下落し、配当利回りが3.5%以上に上昇する頻度が高いです。
【設定日以降の配当利回り推移】

〈参考:Seeking Alpha〉
コロナショックのような世界的な暴落以外でも4%手前まで配当利回りが高くなっていることから、金利変動や米国企業倒産等でもSCHDの基準価格が大幅に下落することが読み取れます。
高配当株投資で重要なのは、高い配当利回りで購入して資金効率を高めることなので、配当利回りを高く購入することで、今も未来も配当金を多くもらうことができるようになります。

高配当利回りで買えるチャンスが多いから、今も未来もたくさん配当金を得ることが簡単になるんだ!
【超実践的】SCHDの過去チャート・配当推移から見た購入タイミングを徹底解説
毎年増配しているから
SCHDは毎年増配している実績があり、直近5年の増配率の平均は年9%に上ります。

〈参考:Seeking Alpha〉
増配率9%は8年で配当金が2倍になる計算です。
【72の法則を使った計算式】
72÷年利=2倍になる年数(投資期間)
72÷9%=8年
【元本500万円で配当利回り4%で購入したまま放置】
(今年)配当利回り4%👉年間配当金20万円
(8年後)配当利回り8%👉年間配当金40万円 配当金2倍
(16年後)配当利回り12%👉年間配当金60万円 配当金3倍
※あくまで過去の成績を元に想定した数値です。

今の使える配当金以外にも将来の年金対策になるポテンシャルがあるよ!
キャピタルゲインも狙えるから
基準価格の値上がり益も狙えることから、まとまった必要資金にも備えることができます。
【基準価格の推移】

〈参考:Seeking Alpha〉

設定日以降の基準価格の推移は、ジグザグしながらも右肩上がりということが分かるよね!
一方で他の高配当ETFと比べるとどうか?というと

〈参考:Seeking Alpha〉
3つ並べると、SCHDの価格の伸び幅が一番大きく、リターンが大きいことが分かります。※あくまで現時点。

SCHDだけでよくね?

今と将来のバランスを取りたい人にはうってつけだと思います。
今の配当利回りを極言まで高めたいという人やSCHDの銘柄選定基準に納得出来ない人は他の高配当ETFを検討するのもまた1つです。
※後日投稿予定の記事
・【元本500万で達成!】年間30万円の配当金が米国高配当ETF1本買うだけで達成できる理由
日本で購入可能なSCHD投資信託購入の注意点
2026年3月現在では、米国市場で取引できるSCHDを日本から購入することができません。
詳細は割愛しますが、金融商品取引法に基づく届け出がなされていないからとされています。
※調べましたが、核心的な資料を見つけることが出来ませんでした…

日本からだと証券会社が作った投資信託でSCHDを間接的に購入するしかないんだ。
日本で購入できるSCHDは3種類
すべて投資信託であることから、ETFのようにリアルタイムで取引できない点に要注意です。
SCHDの経費率0.06%の他、各証券会社の運用手数料が別途かかることから、経費率は0.1%を越えてきます(どれを買っても倍以上の手数料が毎年かかる)。

※ETFの購入方法については別途記事で解説予定です。
・【初心者必見】配当利回りが高くなる米国高配当ETFの買い方(指値注文)
本家より配当利回りが低くなる

どういうこと!?

〈参考:楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)・交付目論見書〉

「主要な資産の状況」のうち、銘柄名に「短期金融資産、その他」があります。

投資家から集めた資金のうち、2%を現金で保有するよ
と楽天証券は言っているので、SCHDに100%投資しているように見えて、実際は98%分しか投資できておらず、資金効率が悪くなっているという現象が起きています。
本家SCHDと日本のSCHD両方に500万円投資したとしても、経費率と資金効率の低下から、日本のSCHDの方が確実に配当利回りが低下することになります。
【一撃で分かる】楽天/SBI/Tracers・SCHDの配当利回りを徹底シミュレーション!
SCHDに向いている人→今と未来のバランスを重視する人
・米国市場の約95%のうち、100社を対象に投資
・4つのファンダメンタルズにより、上位100銘柄を選定。
・会社の時価総額に基づいて投資比率を決定する時価総額加重方式を採用
・景気敏感・ディフェンシブが大体50:50で値上がり益も、安定配当も狙える構成
・景気敏感株により基準価格の伸びがあることから、キャピタルゲインを狙える
・景気後退時には配当利回り3.5%~4%を推移
・配当実績は設定日から毎年増配(直近5年で年平均9%増配)

日本では本家SCHDを購入することができないことや配当利回りが落ちることから、2026年3月現在では買わない方針です。
SCHDというファンド自体は、配当利回りが高く、将来の配当金の増加が見込めることから、今と未来のバランスが取れる超優良ファンドです。
インデックス投資では資産の最大化を狙える一方で、日々の使えるお金は増えません。
高配当株投資はこれから先の生活が年々楽に、豊かになっていく投資法だと私は考えているので、インデックス投資よりも長期的に続けやすい投資方法だと思います。
これからもあなたの生活が今日よりも明日良くなる情報を発信していきますので、当サイトをどうぞよろしくお願いいたします。
それでは!





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