
日本で買えるSCHDの購入タイミングはいつがいいんだろう。

年間30万円を手に入れるにはSCHDにいくら投資すればいいの?
このような悩みを持っている方向けの記事です。
どうも、Seriです。
SCHDは米国市場で取引できるETFですが、日本でSCHDを購入するには証券会社が作った投資信託を介して間接的に購入するしかありません。
本家SCHDが優秀だからといって、投資信託版SCHDを脳死で買えば、年間30万円の配当金を作るのに必要な元本が多くなります。
【圧倒的な増配率】厳選された米国構成銘柄101社が生むSCHDを完全解説
私は本やネットの情報で高配当株投資を1から勉強し、3年の短い期間でポートフォリオ全体の配当利回りを4.5%で運用することができています。
しかし、わずかな年月の間でも高配当株の購入タイミングが分からず、高値で掴んでしまうことが多々ありました。
私のような失敗を防ぐために、日本で買える投資信託版SCHDの配当利回り推移や購入タイミングを解説していきます。
この記事を読むことで、SCHDで失敗しない投資判断軸を得ることができます。

「投資信託版SCHDをなぜ買わないのか?」を徹底して解説しています。
高配当株投資を成功させたい方はぜひ最後までご覧ください。
本家SCHDの過去情報

本家SCHDの実績を見たほうが分かりやすいので、先に解説します。
チャート・配当利回りレンジ
配当利回りのレンジは3%弱ですが、パンデミックや銀行の破綻、紛争等の地政学リスクにより、配当利回りが3.5%~4%台になることがよく起きます。
【設定日以降の配当利回り推移】

〈参考:Seeking Alpha〉
- 2020年~2021年:コロナショック
- 2022年~2023年:シリコンバレー銀行破綻
- 2023年:SCHDを構成する銘柄の株価伸び悩み(増配したため配当利回り増加)
- 2024年:高金利の長期化により米国債利回りが4~5%の水準になった
- 2025年:価格停滞+5%の増配により配当利回りが4%を超えた

SCHDを構成する銘柄には金融セクターやエネルギーセクターのような景気敏感業種が半分くらい含まれているよ。
価格が急に下落することがあるから、高い配当利回りになることが頻繁にあるよ。
【SCHDセクター構成】

(参考:SCHDファクトシート)
SCHDを買うべきだった瞬間
本家SCHDは、暴落局面では配当利回りが3.5%~4.3%付近まで上昇した時点で購入するのがベターでした。

〈参考:Seeking Alpha〉
直近5年間の平均増配率(9%)の実績だけでも、高い利回りで買うことができれば資金効率は跳ね上がります。
【年間30万円の配当金に必要な資金】
・30万円÷配当利回り2.5%=1200万円
・30万円÷配当利回り4%=750万円

配当利回りが1.5%違うだけでも450万円もの資金の差が出てくるから配当利回りは超大事だよ!
米国の税金(10%)もかかってくるから、実際はもう少し元本が必要になるよ。
・【注意!】新NISAを活用した米国高配当ETFの問題点とリスクを徹底解説(後日投稿予定)

増配率は直近の実績でも平均9%なので、8年後に配当金が2倍になる可能性を秘めています(※72の法則)。
年間15万円の配当金をもらっていれば、8年後には年間30万円の配当金をもらえる可能性があります。

〈参考:野村証券〉
楽天、SBI、Tracers・SCHDの適切な購入タイミング

日本で買えるSCHDの配当利回りはいくらになっているのか知りたいんだよ。
この記事を見ている方が全員このように考えると思います。
日本のSCHDは2024年、2025年に設定されていることから、直近で本家SCHDの配当利回りが4%を超えた2025年4月の配当利回りを見ていきます。
各SCHDの配当利回り

日本で買えるSCHDは3つの理由から本家SCHDより配当利回りが低下していることを念頭においてください。
・米国税金10%が配当金から天引き済み
・経費率が高い(別途差し引かれる)
・100%本家SCHDに投資していない
「100%本家SCHDに投資していない」というのは、例えば98%を本家SCHDに投資して、2%を現金で持っているということです。

〈参考:SBI証券〉
本家SCHDに投資するより資金効率が悪くなることは必至ということ。
楽天・SCHD
本家SCHDの最大配当利回り約4.3%(税引き後:約3.8%)を記録した2025年4月の楽天・SCHDの配当利回りは約3.6%でした。
【楽天・SCHD配当利回り】
配当金320円÷基準価格8,870円=配当利回り約3.6%


〈参考:楽天証券〉
楽天・SCHDの過去最高配当利回りが約3.6%ということが分かれば、購入タイミングの目安になると思います。

楽天・SCHDの配当利回りが3%になるのは、本家SCHDの配当利回りが約3.6%(税引き後約3.2%)の水準になる時です。※暴落局面でなければ高配当化しません。
SBI・SCHD
最大配当利回りは2025年4月の約3.9%でした。
※機関投資家へ貸株することにより本家SCHD以外の配当金以外の収益を得ていることから、本家SCHDの配当利回りを超える成績を出しています。
【SBI・SCHD配当利回り】
配当金332円÷基準価格8,454円=配当利回り約3.9%


〈参考:SBI証券〉

SBI・SCHDは本家を超えるポテンシャルがあるということです。※実績が少ないので数年様子見したいです。
Tracers・SCHD
2026年3月時点では配当金実績が少なく、計算不能です。
※決算時期は1月、4月、7月、10月なので随時更新していきます。


〈参考:マネックス証券〉

SBI・SCHDはトランプショック時に大幅に価格が下落して、配当利回り3.9%。
振り返ると2025.4時点で購入するのが一番配当利回りが高かったです。
各ファンドの増配実績がまだ未知数であることから、私なら購入せず様子見したいところです。
※各ファンドの詳細な配当金シミュレーションについては別途解説します。
SCHDのほったらかし投資はムリ
当サイトでは、手間暇をかけず高配当株投資を実践し、年間30万円の配当金を得ることを目的にしています。
具体的には、米国高配当ETFを指値注文し、高い配当利回りで購入することを全自動化することで目的を達成します。

全自動化については別途記事を作成予定なので乞うご期待!
しかし、日本で購入できるSCHDは、ほったらかし高配当株投資の実現が困難です。
理由:購入商品がETF(上場投資信託)ではないから
本家SCHDはETF(上場投資信託)であることから、市場が開いていればリアルタイムで取引が可能です。
しかし投資信託は、毎日1回の基準価格が更新され、購入したい値段で買うことができません。

上記図のとおり、注文時点の価格で購入できないことから、

昨日は価格が低かったのに、高い価格で買ってしまった….
となることが往々にして起きます。

投資信託は指値注文ができないので、本家SCHDが日本市場に上場するまで待つか、他の米国高配当ETFを購入する方が結果的に多くのリターンが得られると思います。
配当利回り推移を見極めた購入

それでもSCHDをあきらめられない!高い配当利回りで買う方法はないの!?
もし私が投資信託版SCHDを購入するとしたら、基準価格が長期的に落ちている場面で購入します。
例えばコロナショックのような株価が落ちて、中々上がらない相場(赤枠部分)に時間を分散して複数回にわたって買います。

〈参考:Seeking Alpha〉
下落相場は中々株価が元に戻ることが無い印象があるので、ピンポイントで一気に買うのではなく、時間と投資資金を分散したうえで購入を進めていきます。

持ち金を一気に全部使ってしまうと、価格が落ちたときに買い増すことができなくなるので、あらかじめいくらまで買うかを決めておく必要があります。
高配当株投資の購入方法に関してはまた別記事で解説予定です。
・【超重要】配当利回りを高める米国高配当ETFの購入適正金額・量を完全解説!
マネックス証券では購入しないのが吉
当サイトでオススメしているマネックス証券Tracers DJ USディビデンド100(米国高配当株式)年4回分配型
を購入することになります。
しかし、これまで見てきたように配当利回りが低いし、求めている配当利回りで購入することが難しいことからおすすめしません。
高配当株投資をやるのであればマネックス証券①米国市場取引できる時間が日本一
②90日間全自動ほったらかし高配当株投資

全自動で高配当株投資をするには、他社にはないマネックス証券のサービスを利用する他ないんだ。
詳細は別記事で解説するよ!
・【配当利回りを上げる証券会社】米国高配当ETFを買うならマネックス証券が一択の理由
SCHDの購入タイミング
・本家SCHDは配当利回り3.5%以上が狙い目
・税金(米国10%、日本20.315%)を考慮して配当利回りを計算する
・投資信託版SCHDは本家の利回りが良くても配当利回りが2%台になるケースがある。
・暴落タイミングは世界情勢や米国の金利変動等が主な要因

日本で購入できるSCHDは投資信託なので、希望価格で買うのが難しい点に注意してください。

また、3つの理由から本家SCHDより必ず配当利回りが低下する点を押さえてください。
・米国税金10%が配当金から天引き済み
・経費率が高い
・100%本家SCHDに投資していない(2%程度が現金保有)
※増配率も下がると思われる
2026年3月時点では本家SCHD(ETF)は日本で取引できないことから、別の高配当ETFの購入が妥当と考えます。

自分に向いているETFはどれだろう…
という方のために、優良な米国高配当ETFの解説記事があります。
・【超実践的】VYMの過去チャート・配当推移から見た購入タイミングを徹底解説
・【安定の配当金増配率】鉄壁の構成銘柄が生む高配当利回りのHDVを徹底解説!
上記記事では、ファンドの解説の他、どんな人に向いているのかを解説しています。

各々が思い描く生活を実現するための判断材料としてご活用いただければと思います。



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